どれみふぁジャンプ!

4月から入学した1年生のJくん。学校生活にも慣れてきて、周りの様子をよく見ながら、自分で自分の一日をつくっています。Jくんオリジナルの遊びも生まれています。
大人に走り寄って抱きとめてもらう「よーいどん」、大人と手をとり合って息を合わせてトランポリンを跳ぶ「くるっくるっくるっ」など、自分が始めた遊びに自分で名づけ、楽しい活動を大人と一緒につくっています。お気に入りの遊びを積み重ねるうちに、その中身が段々と変わっていきます。一緒にやる大人が違うとその分バリエーションが増えたり、友だちが入ってきて少しちがうニュアンスになったりして、人間関係の広がりと共に、Jくん自身が活動の中で経験していることもゆっくりと広がっています。dc070303 dc070301  dc070302
 
マットの上から飛び降りることを熱心にやっていたJくんは、ある日、ドレミファマット(踏むと音が出る楽器)をマットの下に置いて、その上に飛び降りることを思いつきました。Jくんはこの遊びを「どれみふぁジャンプ」と名付けました。飛び降りる度に音が鳴り、自分の力でチャレンジしている手応えがあるようです。どこかユーモラスな音なので、Jくんはその度に大笑い。
日々の活動の中で、ずいぶんと身体がしっかりとし、身体の使い方も上手になってきました。
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