入学前に感じていた不安・心配は入学後、どう変化してきたかー保護者の方々の声②

保護者の方へのアンケートより、生の声をお伝えしたいと思います(順次更新していく予定です)。
 

入学前に感じていた不安・心配は入学後、どう変化してきていますか

●子の精神は、非常に安定してきました。精神の安定が進むのと比例して、言葉による自己表現が増え、親や他者の声かけが入るようになってきました。成長の手応えを感じています。毎日の登校を心待ちにしている子の姿が、全ての答えだと思っています。本人が心から安心して、楽しんで過ごせることが、何より大事だと思います。愛育養護学校にかよういことができて、本当によかったと思っています。(小学部2年生)
●人数が少ないので、集団生活の感覚がなくなるのではと不安でしたが、学校全体がお教室なのでお友達との関わりはあることと、今は集団生活への適性より個を伸ばすことの大切さを感じているため、不安はありません。(幼稚部年中児)
●入園後は手厚い指導が受けられ、とことんやりたいことがでいるので、積極性や自信が見られるようになりました。また、自分の気持ちを伝えようとするためか、言葉の数が一気に増加し、コミュニケーションの手段(身振り手振り)も増え、表現力もつきました。(幼稚部年中児)
●息子は愛育が大好きで、毎日登園するのを楽しみにしています。本人がやったことや言った言葉をヒントに遊びが広がっていくことがとても楽しく、刺激を受けているようです。また無理をさせず、本人が「やらない」と言ったことは「やらなくてもいいよ」と受けとめてもらえる事が今の息子には安心できる環境であるようです。小学校卒業までの長い年月を同じ先生方や教育方針の中で過ごせることは、息子や私にとって、とても安心できる環境であり、先生方に相談させてもらいながら息子の成長を楽しみにしていきたいと思っています。(幼稚部年中児)
●愛育に入る前は、常にあせりと不安と「がんばらなくてはいけない」という想いを背負っていて、疲れてしまったのです。今は、成長をあきらめたわけではありませんが、「そのままで大丈夫だよ」と言ってもらえるように感じますし、自分でもそう思う気持ちが大きくなりました。(幼稚部年中児)
●先生方は毎日話し合いの時間を設けていると本で読みました。きっと今もそうなんだろう・・・と認識しております。それは、色々な先生方が息子を気にかけてくださり、声をかけてくださることからです。日々の出来事や状態を皆で共有し、観察してくれているのだろうと思いました。親には気づけないことを教えて頂いたり、ほめてもらえたり、少しずつですが、障害のある我が子を認め、このままでいいんだと思えるようになった気がします。我が子をかわいいと思い、楽しく子育てをしながら日々過ごせることがとても幸せだと思います。また困ったり、疑問を持った時には話を聞いて下さる先生がいるのも心強いです。(幼稚部年中児)