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5・6年生校外宿泊2017


9月1日~3日の2泊3日で、校外宿泊体験で山中湖へ行きました。
夕食のカレー作りでは、「料理が得意」と自負するAくんが薪や食材などをいっぱいに乗せたリヤカーを一所懸命に野外調理場まで運び、薪割りや火おこし、お皿の準備や野菜を切るところまでも率先してやってくれました。サラダ担当のKくんは時々つまみ食いもしながら、仲良しの看護師さんと一緒に楽しく準備を進めていきます。日頃からiPadで料理を研究しているRくんの、ジェスチャーを交えた妥協のない熱血指導の下、みんなで力を合わせたこだわりのカレーが見事に完成し、みんなでもりもり食べました。
2日目の朝、夜中に降っていた雨もやみ、朝食後は早速山中湖へ向かいました。釣りをしていたAくんは、始めてすぐに針が服に引っかかるというアクシデントに見舞われましたが、「これは大漁です!見事に僕を釣り上げてしまいました。」と言ってみんなの笑いを誘い、停泊していたボートに乗りたくなったRくんは急遽手漕ぎボートに挑戦。Kくんは「へヘイ!」などと嬉しそうに、湖の心地よい風を感じながら過ごしました。
『忍野しのびの里』では、忍者ショーを観たり、仕掛けだらけの忍者屋敷からの脱出を試みたり、様々なアスレチックで忍者修行に励んだりしました。夕方には再び山中湖へ向かい、8名全員でカヤックに乗りました。偶然出会った白鳥の親子としばらく競争もしながら、山中湖だからこそ味わえる楽しいひとときを過ごしました。夕食後のキャンプファイヤーでは、AくんがiPadで自作した、自慢の電車スライドショーをみんなの前で披露し点火前のオープニングを飾ってくれました。その後は静けさの中パチパチと燃えさかる炎の優しい光の中での静かな時間をみんなで味わいました。
3日目の朝は晴天の中に、山肌が少し赤みがかった富士山が見事な姿を現してくれました。この特別な3日間でそれぞれに逞しさを増し、普段学校の中ではあまり見られない姿や、子ども同士のつながりや関わりを見ることもできました。
(学校だより2017.12月より抜粋)